酵素を補給する重要性
人間の体のなかで１分間にどれほどの化学反応が生じているか、考えてみたことはありますか。実は文字通り、数えきれないほどの化学反応が起こっています。そして、そのすべての化学反応で酵素が活躍しています。しかし、酵素は不適切な食生活や熱で簡単に破壊されてしまいます。全身の健康維持に必要なだけの酵素が確保できていない可能性は十分にあると言えるでしょう。
ソマザイムなら、毎日手軽に酵素を補給することができます。ソマザイムは、大きな分子を細かく分解し代謝するという体本来の働きを自然な方法でサポートします。ソマザイムの酵素は、栄養面から体の活力を支えるとともに、抗酸化物質を助け、膵臓と免疫系の健康を促進します。◊
タンパク質分解酵素と抗酸化酵素の活性
タンパク質分解酵素と抗酸化酵素の活性が健康で若々しい体をサポート◊
私たちの体内には酵素と呼ばれる無数のタンパク分子が存在し、生命エネルギーの維持と再生のために働いています。人間だけでなく、動物や植物でさえも、酵素なしに生命を維持することはできません。DNA上の遺伝情報でさえ、ほとんどがこの小さなタンパク化合物をつくるための設計図なのです。
酵素には、化合物を分解するもの(分解酵素)、合成するもの(シンターゼ)、一部を転移させるもの(トランスフェラーゼ)、細胞にメッセージを伝えるためにアミノ酸にリンを加えるもの(キナーゼ)など、役割によって実に様々な種類があります。いずれも人間の体温に適応しており、まばたきするほどの間にも、複雑な生体反応の特定の部分に働きかけ、触媒として活躍しています。酵素の主な役割は、わずかな熱量で効率よく化学反応をひきおこすことです。酵素は化学反応を促進しますが、それにより酵素自体が変化したり消費されたりすることはありません。
ビタミンとミネラルが欠かせないわけ
一般にビタミンとミネラルが欠かせない栄養素だと言われるのも、補酵素として働くためです。ビタミンやミネラルに含まれる低分子化合物は、高分子タンパク質である酵素と結合し、触媒として特定の化学反応を良好に行うのを助けています。環境物質などに汚染されると、酵素の構造が変わってしまい、本来の役割を十分に果たせなくなってしまうことがあります。
ビタミン不足やミネラル不足もまた、酵素の機能を低下させます。遺伝的な要素により、正常なレベルの酵素が生成できないケースもあります。いずれにせよ、ビタミンやミネラルといった補因子を増やせば、酵素の働きが向上し、活力ある健康な体づくりに役立ちます。
生の食品から摂取できる酵素
たくさんの酵素が体内でつくられていますが、生の食品から摂取できる酵素もあります。従来、酵素や抗体といった高分子タンパク質はそのままの形状では腸から吸収できないと考えられていましたが、最近の研究では抗体や酵素が腸で吸収されていることが報告されています。
酵素は熱に弱く、好ましくない食事で活性を失う性質があるため、全身の健康維持に必要な量の酵素が合成・摂取できているかどうか疑問視すべき人はたくさんいるはずです。
ソマザイムとは？
成分
ソマザイムには、ブタの膵臓由来のパンクレアチン6X、卵白由来のリゾチーム、パパイヤ由来のパパイン、パイナップル由来のブロメラインなど、植物性・動物性のタンパク質分解酵素が高濃度で含まれています。
また、蚕の体内から発見されたバクテリアの発酵作用によって生じる、セラペプターゼという酵素や、重要な抗酸化物質、牛由来の酵素スーパーオキシドジムスターゼも配合されています。
さらに、酵素の補因子として働く重要なミネラルであるマグネシウム、マンガン、亜鉛、抗酸化ペプチドのグルタチオン、植物由来のフラボノイド類(ルチン、へスペリジン、レモンビオフラボノイド)も同時に摂取できるようになっています。
コールドプロセス
酵素の活性を最大限有効な状態に保つため、コールドプロセス(低温製法)を採用しています。一部のアミノ酸と緩衝剤を加えることにより、酵素が体内で適切に利用できるようになっているのも特長です。ソマザイムの多様な酵素は膵臓から分泌されるものと同様で、膵臓の働きを補助します。また、酵素が自由に力を発揮できる環境をつくるため、抗阻害剤として機能する特定のアミノ酸（L-リジン、L-グルタミン、L-ロイシン、L-アルギニン)も入っています。
基材はファイトザイム
ライフプラスの主なサプリメントと同様、ソマザイムも基材には独自開発のファイトザイム(PhytoZyme®)を使用しています。ファイトザイムはバイオアベイラビリティ(生物学的利用能)を高める植物性酵素と30種類以上の野菜や果物、ハーブの天然成分をブレンドしたもので、相乗効果を引き出す補助的な植物性栄養素が詰まっています。
ソマザイムなら健康的な代謝に役立つ酵素を毎日手軽に補給して、体の本来のタンパク分解能力を促すことができます。
生体反応のひとつひとつに特定の酵素が関わる
蚕がもたらす有益な酵素は触媒として細胞内の生化学反応を促進します。生物の多様な生体反応のひとつひとつに特定の酵素が関わっています。ある酵素が反応する特定の原料化合物は基質と呼ばれています。酵素はまず、基質と結びついて基質複合体を形成し、反応を進めます。
例えばショ糖(砂糖)を基質とするスクラーゼは、ショ糖を加水分解してグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)を生成します。
セラチオペプチターゼ（蚕がもたらす有益な酵素）
セラペプターゼとも呼ばれるセラチオペプチターゼは、ほとんど副作用なしに関節の痛みを和らげる酵素として注目されています。この酵素の由来は非常にユニークです。蚕の消化管内に存在するバクテリアが産生し、唾液に分泌されるのです。本来は蚕が羽化する際、繭を溶かす役割を担っています。この酵素は人間の細胞には反応しません。従って、副作用が生じないのです。
セラペプターゼはタンパク質分解酵素の一種です。高分子タンパク質を分解する酵素は自然界に多数存在し、動物、植物はもちろん、バクテリアや菌類にも認められます。
人間のタンパク質分解酵素
トリプシンやキモトリプシン
人間のタンパク質分解酵素には、トリプシンやキモトリプシンなどがあり、食べ物に含まれるタンパク質の消化を助けています。フィブリンタンパクタンパク質分解酵素には、血液凝固を助けるという特筆すべき役割を担っているものがあります。
フィブリノゲン
肝臓ではフィブリノゲンというタンパク質が合成され、血中に送り込まれています。フィブリノゲンが損傷を受けた細胞に接触すると、フィブリンという粘着力がある不溶性の高分子タンパクになります。フィブリン分子は損傷部にすばやく集まり、凝血塊を形成して止血します。凝血が済むと、今度はフィブリン分解酵素が血中でつくられて、血栓の残らないように分解されます。このような血液粘度の調整が正常に行われることで、循環系や体細胞の健康が守られているのです。
フィブリン分解のために体内で合成される酵素は、ソマザイムや食品からも摂取することができます。酵素の補給でこの自然な機能をサポートすれば、血液粘度の調整が良好になり、心臓や血管といった循環器系の健康に役立ちます。◊
ソマザイムは、補助栄養素や微生物、安定剤、活性剤、抗阻害剤など様々な要素が凝縮された優れた製品です。ソマザイムの活性酵素は自然な方法で体の活力をサポートし、フリーラジカルと戦う体を助け、免疫系と膵臓の健康維持に役立ちます。◊
ご使用方法
１粒を１日３回、上限は１回に５粒まで。酵素が消化の影響を受けにくい空腹時の摂取をお勧めします。ソマザイムは全身の健康のための酵素補給サプリメントであって、消化促進用の製品ではありません。
参考資料：
1.SwamyV、PatilP.A.ラットの炎症に対するいくつかの臨床的に使用されたタンパク質分解酵素の効果。IndianJPharmSci。2008年1月-2月;10（1）：114-117
2.PopielaT、KuligJ、HanischJ、他。結腸直腸癌の患者に対する経口酵素による補完的治療の影響—疫学的遡及的コホート研究。
<http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11561874>CancerChemotherPharmacol。2001年7月;47補足：S55-63。
3.BeuthJ、OstB、PakdamanA、他。乳がん患者の術後治療結果に対する補完的な経口酵素適用の影響—
疫学的多施設遡及的コホート研究。<http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11561873>CancerChemotherPharmacol。2001年7月;47補足：S45-54。
4.SakalovaA、BockPR、DedikL、他。多発性骨髄腫患者を対象とした経口酵素製剤による相加療法の遡及的コホート研究。<http：//www.ncbi.nlm。
nih.gov/pubmed/11561871>CancerChemotherPharmacol。2001年7月;47補足：S38-44。
5.GujralMS、PatnaikPM、KaulR、他。頭頸部がん患者の放射線療法による副作用の予防における加水分解酵素の有効性。<http：//www。
ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11561868>CancerChemotherPharmacol。2001年7月;47補足：S23-28。
6.WaldM、OlejarT、SebkovaV、他。トリプシン、キモトリプシン、パパインの混合物は、転移の形成を減らし、同系のC57Bl6マウスの生存期間を延長します
黒色腫B16。<http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11561867>CancerChemotherPharmacol。2001年7月;47補足：S16-22。
7.TysnesBB、MaurerHR、PorwolT、他。ブロメラインは、神経膠腫細胞の浸潤性を可逆的に阻害します。<http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11774029>新生物。11月〜12月
2001;3（6）：469-479。
8.DesserL、RehbergerA、KokronE、他。多酵素製剤の経口投与後のヒト末梢血単核細胞におけるサイトカイン合成。<http：//www。
ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7694216>腫瘍学。1993年11月-12月;50（6）：403-407。
補足の事実
成分表示
1粒当たり
ボトル一本に120粒入っています
（サービングあたりの量％1日あたりの価値）
亜鉛1mg（9％）
マンガン0.2mg（9％）
ヘスペリジン（ヘスペリジンから繁雑）20mg*
レモンバイオフラボノイド10mg*
ルチン8.5mg*
L-グルタチオン150mcg*
パンクレリパーゼ150mg*
パパイン90mg*
ブロメライン130mg*
リゾチームHCl50mg*
トリプシン50mg*
スーパーオキシドジスムターゼ15mg*
セラペプターゼ5mg*
*デイリーバリューは確立されていません
成分：パンクレリパーゼ、ブロメライン、Cytovex™独自仕様
安定化および緩衝化された酵素ベース（リゾチームHCl、
ヘスペリジン複合体、レモンバイオフラボノイド、ルチン、アミノ
酸（L-リジンHCl、L-グルタミン、L-アルギニンHCl、L-ロイシン）、
およびL-グルタチオン）、パパイン（亜硫酸塩を含む）、トリプシン、二カルシウムリン酸塩、ステアリン酸、クエン酸マグネシウム、スーパーオキシドジスムターゼ、微結晶性セルロース、シリカ、PhytoZyme®独自のブレンド（ブロメライン、パパイン、アルファルファ、パセリ、およびブルーベリー、ニンジン、からの野菜と果物の濃縮物ブロッコリー、ほうれん草、カリフラワー、ケール、アスパラガス、ビート、チリコショウ、インゲン、エンドウ豆、サツマイモ、きゅうり、かぼちゃ、エンドウ豆、トマト、クレソン、ズッキーニ、ライマメ、マイタケキノコ、バナナ、マスクメロン、クランベリー、グアバ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、ピーチ、パイナップル、グレープフルーツ）、天然ペパーミントフレーバー、セラペプターゼ、ステアリン酸マグネシウム、硫酸亜鉛、および硫酸マンガン。
注意すること
他のあらゆるサプリメントの場合と同様、妊娠中もしくは妊娠を希望している方、授乳中の方、医師による治療を受けている方、処方薬を服用されている方は、本品をご使用になる前に必ず担当医に相談してください。
ソマザイム™は安定状態の酵素を配合したサイトヴェックス（Cytovex™、塩酸リゾチーム、へスペリジン複合体、レモンビオフラボノイド、ルチン、アミノ酸、グルタチオンを含む）と、ファイトザイム（PhytoZyme®、植物性酵素によるバイオアベイラビリティと30種類以上の野菜・果物・ハーブのエキスがもたらす補助的な植物性栄養素の相乗作用を考慮して、当社が独自に開発した基剤）を使用しています。
アレルギー関連情報：本品は亜硫酸塩と卵由来のリゾチームを含有しています。
また、本品の取り扱い施設では、魚/甲殻類、大豆、乳製品を含む製品も製造されています。
本品に配合されている成分のうち、トリプシン、パンクレアチン、スーパーオキシドジムスターゼ、塩酸リゾチームは動物性原材料由来です。
本品による動物実験は行っておりません。
お薦めの飲み方
タブレット1～5粒を1日に2～3回、食間の空腹時がおすすめです。
