『腸内フローラは、本当に、サプリや食事内容で変えることができるのだろうかと疑問になり、「腸内フローラ 変える」というキーワードで検索したら、株式会社ブーランジュリーピノキオ 代表取締役 石倉 秀雄さまの寄稿文がヒットしました。
ブーランジュリーピノキオの公式サイト
どうせ3000円払うなら、サプリメントより先に試したくなるのは、私だけ?
なんと、この方が開発した健康パンが腸内フローラの最適のエサになり、免疫力を高めるのではないかというのです。
「ふくらむ魔法の冷凍パン」開発と腸内フローラに作用するパン(健康パン)の研究
?内容
(腸内細菌に影響を与える健康パン)
もともと私がパン屋になろうと思ったのは、父の死から健康の大切さを知り、健康に良いパンを作ってみたいと思ったからです。この為、極力添加物は使わないパンづくりに取り組み、いつでも、どこでもご家庭で焼き立てパンが食べられる発酵済冷凍パンを開発しましたが、その研究中に健康を維持し、健康を回復する本当の意味での「健康パン」が開発出来ました。
当時、発酵済冷凍パンの開発途中、考えられる全ての事を試しましたが、全て失敗に
終わっていました。材料を一つひとつ検証し、最後に残ったのが酵母でした。発酵済冷凍パンは発酵後に冷凍する為、酵母は関係ないと考えていた為、試していませんでしたが、この際、全て試してみようと思い、数十種類の市販の酵母でテストし、最後に天然酵母に取り組みました。
休暇日には野山に行き、花、草、木の実、土等を採取し、培養して適した酵母をパンに使い、テストを繰り返していました。
しかし、結局、そのことにより発酵済冷凍パンは完成しませんでしたが、折角、自分で天然酵母を培養し、パンに使うのだから、健康食として知られている物を入れて健康パンとして販売しようと思いました。
キノコ、海草、ハチミツ、種等を特殊な方法でパンに入れて試作品を作りました。
そして従業員に数週間食べてもらったところ、不思議なことを言い始めました。それは、便秘が治った、生理痛が改善した、花粉症が改善した等、一様に体調が改善したという内容でした。最初は私も信じられませんでしたが、酷い生理痛で悩んでいる知人がいて、生理痛には小豆の煮汁がいいと言われていましたので、このパンに小豆の煮汁を入れて食べさせたところ、驚くことに生理痛が完全に無くなりました。
当時は何故この様な事が起こるのか判りませんでしたが、最近話題になっている腸内フローラと発酵に関係があるのではないか、このパンが腸内フローラの最適のエサになり、免疫力を高めているのではないかという仮説を立てるに至りました。
腸内フローラについては、まだ注目され始めたところで、関係性について検証出来ていませんが、これからの研究の進捗を楽しみにしています。
2年前より、このパンを本格的に売り出していますが、口コミで少しずつ広がりつつあ
り、今は全国に出荷しています。フォルテ北館に発酵済冷凍パンの工場を作り、全国に出荷が始まりました。それから「ガイヤの夜明け」や色々なメディアで紹介され、日本テレビの「ヒルナンデス」では日本中の冷凍食品の中から一番に選んで頂きました。今では生協様や宅配事業者様、介護施設様、一部のコンビニ様等で取り扱って頂いております。
話は変わりますが、このパンを食べた人たちが、便秘が治った、生理痛が改善した、花粉症が改善したこと。
とても気になったので、腸内細菌と、生理通と 花粉症がどうかかわっているのか調べてみました。
腸内細菌は生理痛に関係があるのか
?生理痛と腸内細菌の関係
妊娠に備えていた身体が、妊娠しないまま一定期間が過ぎて剥がれ落ちた子宮内膜を体外に出すためにプロスタグランジンというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンが過剰に分泌されてしまうと、ホルモンバランスが乱れます。
このホルモンバランスの乱れに対して腸内細菌たちが防御物質を出しているために、生理痛がおきます。
女性ホルモンと腸内細菌の関係
さらに、生理痛に限らず女性のホルモンバランスの乱れは、腸内細菌と関係があるというのがこのサイト
?内容
真菌というカビの仲間に属する菌、カンジダ菌。
誰の腸の中にはほんの少しは存在しているのですが、普段は他の菌の勢力に圧倒されて悪さをしません。
しかし、日常的に小麦食品や糖分、添加物(保存料)の多い食品を摂りすぎると、この腸のカビが激しく増殖します。
腸のカビがエサを食べることで生成される副産物が、なんと女性ホルモンのような働きをするのです。これにより、生理周期の乱れや細胞の増殖が引き起こされ、女性特有の深い症状が引き起こされます。
花粉症と腸内細菌の関係
これは、花粉症患者にBB536※を摂取させた場合に、腸内細菌叢がどのような影響を受け、花粉症の症状を緩和するかという研究です。
花粉症患者の腸内細菌叢は花粉の飛散に伴い季節的な変動を示す.中でもBacteroides fragilis groupの変化が大きいことを明らかになった。この菌群がBifidobacterium属と比較しTh2サイトカインを多く誘導するため,花粉症症状悪化の一要因であると推測した
臨床試験によると、BB536摂取によりこれら2菌種の増加が抑制され、花粉症症状の軽減に繋がっているのではないかと推測された.
※BB536とは、ビフィドバクテリウムロンガム ( ビフィズス菌 ) BB536 株
※森永からいろんな製品が販売されています。
まとめ
パンの効果についてはまだ半信半疑なのですが、生理痛や花粉症の解消につながるというレビューは気になりました。
この情報のおかげで、生理痛や花粉症に腸内環境が影響していることを知ることができました。
今後も腸内環境について、さらなる研究が続いていくでしょう。とても楽しみです。