mohamed HassanによるPixabayからの画像
免疫力を上げるのは簡単なことではない
世界中の人々が、今一番恐れているのは「コロナ感染」ではないでしょうか。このことで声高に叫ばれている「免疫力」について、痛快な記事を見つけたのでご紹介しますね。
この記事の骨子は、
免疫はシステムであり、そうそう易々とアップしたり、上げたりできるものでは無い
「何々をして免疫力アップ」という話はまず怪しい似非医学で、それどころか免疫力の高い人ほど風邪をひきやすい…かもしれないそう。
面白いですね。
免疫力の高い人ほど風邪をひきやすい?
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あなたはよく風邪をひきますか?
もしそうなら、免疫力の高い証拠かもしれません。やったーー
私も、外出のたび一時的にのどが痛くなるのですが、まず重症化することなく一晩で治ります。これはインターロイキンが活発に働いてくれてるってことかもね。
陰で一生けんめい働いてくれているインターロイキンに感謝です!
つまり、私たちがコロナに立ち向かいためにすべきことは、免疫システムが強力に働くようにするってことですかね。
要するに、簡単に言っちゃうと、健康な身体を保つってこと。
しかし、どんなことも、一朝一夕に達成できるものではありません。健康を損なう要素は、様々あるからです。
健康を損なう要素
免疫の低い人はインフルエンザにかかりやすいだろうという仮説の上にたち、インフルで入院する年齢層を調べると、高齢者と乳幼児と子供でした。
高齢者の方が感染症に弱いのは無理もないことですね。
免疫を司るT細胞やB細胞、リンパ球などの免疫細胞は、骨髄に存在する造血幹細胞から分化して生まれます。しかし、加齢とともに免疫細胞に分化する力が落ち、正常に働く免疫細胞が減ります。加えて、新たに生まれた免疫細胞自体の機能も若いころより低いため、年を重ねるにつれて免疫力が落ちるのです。
子供は元気ですが、免疫力が低い理由は、
新生児は母親にもらったIgAなどで守られていますが、その効力が切れると自前の免疫でウイルスや細菌から体を守る必要があります。しかし、免疫力は様々な異物や病原体などに曝されながら徐々に獲得していくもの。乳幼児らは免疫を獲得する過程にあるため、感染症にかかりやすいのです。
さらに妊婦の方もハイリスクであるそうです。
妊娠中はホルモンのバランスが崩れる、つわりなどで食事が摂れず、栄養状態が悪くなる、睡眠不足になりやすい、ストレスを感じやすいなど、免疫力が落ちるライフスタイルに陥りがちだからです。また、母体にとって異物である胎児を排除しないように、マクロファージやNK細胞などの細胞性免疫が相対的に低下します
このほか、強いストレス、慢性的ストレス、冷えなども影響するようです。
免疫力を低下させないように今できることって、何でしょうか。
免疫力を低下させないように今できること
- 食事をしっかりバランスよくとること
- 清潔にすること
- よく眠ること
- ストレスをためないようにすること
- 身体を温めること
いうまでもないですね。いわゆる健康なライフスタイルを送ることが、予め神さまが身体に備えてくれた機能を十分に生かすことができる。当たり前の話です。
免疫力をあげる食事とは
肥満や痩せ、内臓肥満型も病気のリスクを高めるとされていますから、BMIと内臓脂肪を正常値内にとどめることは重要です。
ダイエットしすぎにも注意したいですね。
外食や出来合いのお惣菜ばかり食べる人は、必要以上の農薬や保存料などで汚染されていたり、遺伝子組み換え、ホルモン摂取など、身体に入れたくないものでそれと知らず自分の身体を汚染したり、ホルモンバランスを崩しているかもしれません。
味付けも濃くないとおいしく感じなくなって、砂糖や塩、添加物にまみれた味がおいしいと勘違いしてしまうことがあります。
出来れば自分で、信用できる店で野菜や肉、魚などを買ってきて、自分で調理する習慣をつけたいものです。
免疫強化に効果があると考えられる栄養成分
今現在、免疫強化に効果があると考えられ研究が進められている栄養成分は、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛などがあります。それらの成分をサプリメントから摂取したい人のために、ライフプラスは、ウィンターブーストパックというセット商品を用意しました。
まとめ
コロナが心配だから、免疫アップの食品、免疫アップのサプリなどを、あわてて買いに走ってもあまり意味はありません。
コロナやインフルエンザが流行っても流行らなくても、自分の身体をいたわるライフスタイルを続けることは、ほかのさまざまな生活習慣病のリスクを抑えて、快適で幸福な人生を楽しむことにつながるのです。